みなさんが暮らしているワンちゃんがいつ、どんな症状で、どんな病気と診断され、どういう治療を行い、その後どうなったのかを伺いました。一問一答形式の質問に答えていただいた生の声です。ワンちゃんと暮らしている方、これからワンちゃんと暮らそうと考えている方の参考になれば幸いです。今回登場する柴犬ちゃんは原因不明の体調不良に悩まされていました。
犬の病気インタビュー 柴犬子宮蓄膿症
1. 飼っている犬の種類はなんですか?
柴犬です。女の子です。
2. 何歳の時にどのような症状がでましたか?
愛犬が3歳の時に凄く体調が悪そうにしていました。具体的に言うと何かを痛がっているかのような感じで、見ているこっちが辛くなるような感じです。どうしたのか様子を見ていたのですが、数日経っても一向に体調が悪そうなままでした。
3. 病院で診断された病名は何でしたか?
子宮蓄膿症でした。
4. どのような治療をしましたか?
手術をして子宮を取りました。子宮を取った手術の後、しばらく痛そうにしていました。傷口を舐めないようにエリザベスカラーをつけていました。一週間くらい経った後に、手術の針を取ったようなことを曖昧ながら記憶しています。
5. 犬はどういう環境で生活していますか?
都心部のマンションで放し飼いで飼っています。愛犬とは一緒に寝ることが多いです。お肉を与えているのでドッグフードを嫌っていますが、ドッグフードはよく食べます。でもおやつは食べ過ぎているような気がします。
3歳での子宮蓄膿症は結構早いですね(汗)。状況から見て、おそらく膿も出ていない気付きにくい子宮蓄膿症だと思うので、飼い主さんがよく気付いてあげたと思います。そのおかげでお肉やおやつたくさんの幸せな毎日をおくれてるんですね!
犬の子宮蓄膿症メモ
子宮蓄膿症は発見が遅れると、子宮の破裂による腹膜炎や敗血症につながるとても危険な病気です。早期発見することが出来ればワンコの状態が悪くなる前に手術を受けることが出来ますが、発見が遅れると手遅れになってしまうケースもあります。膿が出ている場合であれば気付く事も出来ますが、膿が出ないケースもあり、その場合は発見が遅れがちになります。症状として寝てばっかりいたり、食欲を無くしたり、水ばっかり飲んだりと異変が出ますので、日頃から注意していると良いかもしれません。
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