きみはかぞく

きみはかぞく

犬の病気

犬の病気インタビュー マルチーズ子宮蓄膿症

犬の病気インタビュー マルチーズ子宮蓄膿症

みなさんが暮らしているワンコがいつ、どんな症状で、どんな病気と診断され、どういう治療を行い、その後どうなったのかを伺いました。一問一答形式の質問に答えていただいた生の声です。ワンコと暮らしている方、これからワンコと暮らそうと考えている方の参考になれば幸いです。今回は食欲をなくし、大量の水を飲むようになったマルチーズの女の子。病院を受診しようというまさにその時に嘔吐して、ぐったりしてしまいました。

犬の病気インタビュー マルチーズ子宮蓄膿症

1. 飼っている犬の種類はなんですか?
マルチーズです。

2. 何歳の時にどのような症状がでましたか?
8才6ヶ月の時に、食欲が急になくなりそれに反して水ばかりを大量に飲むようになった。お腹は大きくふくれ上がり異常を感じたため、病院を受診しようとしたところ、急に嘔吐しぐったりしたため受診後すぐに緊急手術となった。

3. 病院で診断された病名は何でしたか?
診断は子宮の中に膿がたまる子宮蓄膿症でした。

4. どのような治療をしましたか?
膿のたまった子宮と卵巣の摘出をし、抗生物質の点滴を投与された。腹膜炎を起こしていたらしく予定していたよりも長く2週間の入院となった。退院後は食事の見直しをし、ペット用の万田酵素を与えるなどして体力の回復に努めた。

5. 犬はどういう環境で生活していますか?
親犬と兄弟犬と一緒にくらしている為、傷口などを保護するために退院後しばらくはベッドを離し休ませていた。しかし、最終的には体力が回復し、同じ寝床で一緒になって遊び眠るなどしている。あまり特別扱いしない方が回復が早かったように思う。

膿が出ていないタイプの子宮蓄膿症ですね。腹膜炎を発症していたとの事で、もしかしたら数時間の差で手遅れだったかもしれません。間に合ってよかったですね。今はすっかり回復されたようなので、親ワンコ、兄弟ワンコ、そして飼い主さんとたっぷり遊んでほしいです!

犬の子宮蓄膿症メモ

今回のマルチーズちゃんは膿が出ない、発見が遅れやすい子宮蓄膿症でした。腹膜炎を発症していたという事で、子宮が一部破裂して膿が漏れ出していたんだと思います。膿が外に出ない場合、食欲を無くす、水ばかり飲む、嘔吐する、便が柔らかくなる、お腹が膨らむなどの症状が出ますので、そういうサインを見逃さず気付いてあげられるかどうかが手遅れになるかならないかの分岐点になります。日頃と違う姿をワンコが見せたら、獣医さんの診断を仰いでみることが大切です。
関連記事:犬の子宮蓄膿症
関連記事:犬の病気インタビュー 柴犬子宮蓄膿症
関連記事:犬の病気インタビュー シーズー子宮蓄膿症
関連記事:犬の病気インタビュー ノーフォークテリア子宮蓄膿症
関連記事:犬の病気インタビュー ミックス犬子宮蓄膿症と甲状腺機能亢進症

Return Top FX