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犬の病気

犬の病気インタビュー ゴールデンレトリバー前十字靭帯断裂

犬の病気インタビュー ゴールデンレトリバー前十字靭帯断裂

みなさんが暮らしているワンちゃんがいつ、どんな症状で、どんな病気と診断され、どういう治療を行い、その後どうなったのかを伺いました。一問一答形式の質問に答えていただいた生の声です。ワンちゃんと暮らしている方、これからワンちゃんと暮らそうと考えている方の参考になれば幸いです。犬の病気インタビュー第2回はゴールデンレトリバーくんです。3歳の時に前十字靭帯断裂という状況になりました。保存療法では改善が見られず、外科手術に踏み切ります。

犬の病気インタビュー ゴールデンレトリバー前十字靭帯断裂

1. 飼っている犬の種類はなんですか?
ゴールデンレドリバーです。

2. 何歳の時にどのような症状がでましたか?
3歳の時に脚を引きずるような症状が出ました。散歩の途中で気が付き、少し歩き方がおかしいなと。最初は疲れているだけなのかと思っていましたが2週間ほどしても治らずに立ち上がったり座ったりするのが大変そうになってきました。

3. 病院で診断された病名は何でしたか?
前十字靭帯破裂と診断されました。

4. どのような治療をしましたか?
治療は最初保存療法といって、炎症を抑える抗炎症薬を使って炎症を抑えていましたが、なかなか効果が見られず、切れてしまった靭帯の代わりに人工靭帯を股関節に入れる外科療法を最終的には行いました。安定させるための再建手術でした。

5. 犬はどういう環境で生活していますか?
ゴールデンレドリバーなので、この病気になるまで外で飼っていました。庭先に大きな犬小屋を置き、リードは長くして自由に動けるように飼っていましたが、現在はまだ治療後間もないので室内でつながずに飼っています。

遊びたい盛りのワンコ、特に中型以上のワンコは前十字靭帯断裂のリスクは結構あるんですよね。ジャンプしてベッドに飛び乗ったりする時に切ってしまったりとか。でも、今は手術法も確立されてますし、ちょっと時間はかかりますが普通に歩けるようにもなりますし、ゴールデンちゃんもまた元気に歩き回るはず!

犬の前十字靭帯断裂メモ

前十字靭帯断裂はゴールデンレトリバーやラブラドールレトリバーなどに多く見られる症状で、急激な運動や過度の運動で発症します。びっこを引くような歩き方で数日たつと歩様自体は治るケースもありますが、たいていは部分的な断裂を抱えたままになります。靱帯断裂は放置すると関節炎にもなりかねないので、歩き方がおかしかったりした場合は獣医さんに確認した方が良いでしょう。程度が軽い場合は温存療法、重い断裂の場合は今回の記事のように手術となる場合もあります。術後はリハビリを経て完治する可能性は高いですが、もう片方の靱帯を2年弱で切ってしまうワンコが多いというデータもありますので、日々の暮らしで過度の負担がかからないように注意して上げる事が必要になります。
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