みなさんが暮らしているワンちゃんがいつ、どんな症状で、どんな病気と診断され、どういう治療を行い、その後どうなったのかを伺いました。一問一答形式の質問に答えていただいた生の声です。ワンちゃんと暮らしている方、これからワンちゃんと暮らそうと考えている方の参考になれば幸いです。今回は山で保護されたミックス犬の男の子。
犬の病気インタビュー ミックス犬自律神経失調症
1. 飼っている犬の種類はなんですか?
ミックス犬です。
2. 何歳の時にどのような症状がでましたか?
野犬を保護しました。元々警戒心が強く感情の波が抑えられなくなる状態だったのですが、3、4歳の時に夜泣きが激しくなりました。食欲がなくなり急激な体重減少も止まらなくなりました。保護犬ということもあり、もう一度しっかり精密検査をすることにしました。
3. 病院で診断された病名は何でしたか?
病院で精密検査ををうけた結果、体はどこも悪くないといわれました。人間と同じであえて病名をつけるなら自律神経失調症といわれました。
4. どのような治療をしましたか?
体重の減少については季節によるものと体質だといわれ体重が増えるなら問題がないといわれました。治す必要がないのでといわれましたが、念のため栄養剤の注射を打っていただきました。夜泣きは精神的なものなので、人の気配を感じられるように家飼いを薦められました。
5. 犬はどういう環境で生活していますか?
山で保護をしたので自然の感じられるよう庭で飼育していましたが、来院後は夜間のみ家にいれています。知り合いのドックトレーナーさんのアドバイスであなぐらを再現した方がいいと言われ、毛布を被せた大きなケージの中で飼育しています。犬専用の部屋をつくり、その中で放し飼いにしています。犬は部屋の中なら自由に行き来できますが、人間と犬のスペースは完全に分かれています。