きみはかぞく

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犬の病気

犬の病気インタビュー 日本犬メインの雑種ちゃん脳梗塞

犬の病気インタビュー 日本犬メインの雑種ちゃん脳梗塞

みなさんが暮らしているワンちゃんがいつ、どんな症状で、どんな病気と診断され、どういう治療を行い、その後どうなったのかを伺いました。一問一答形式の質問に答えていただいた生の声です。ワンちゃんと暮らしている方、これからワンちゃんと暮らそうと考えている方の参考になれば幸いです。第一回は日本犬をメインとする出で立ちの雑種くんです。

犬の病気インタビュー 日本犬メインの雑種脳梗塞

1. 飼っている犬の種類はなんですか?
日本犬がメインの雑種です。体重は10キロくらいです。

2. 何歳の時にどのような症状がでましたか?
18歳の時です。前日はいつものようにご飯を食べ朝もしっかり元気よくお散歩に行きました。帰宅後もお水を飲んでいつものように日の当たる場所で寝ていました。その日は獣医さんが来て予防接種をしてもらうことになっていました。昼前に獣医さんが来て呼んだら足がふらついていました。先生が「脳梗塞です。」とおっしゃいました。

3. 病院で診断された病名は何でしたか(分かる範囲で結構です)?
獣医さんがすぐに病院へ連れて行きましょうと車に乗せてくれました。脳梗塞でした。獣医さんがその日きてくれなかったら手遅れだったと思います。おそらくお散歩の後、8時位から獣医さんが来られる11時半の間に発症して、発見が早かったので後遺症は出ませんでした。入院はせずその日に帰宅して足がふらついていたのは2,3日だけでした。

4. どのような治療をしましたか?
高齢なので手術などはせず血流を良くする薬を出されました。無理な治療はせず家で余生を家族と暮らす方がいいと言われました。食事も高齢で食欲が落ちているので犬が食べてはいけない物でなければ食べさせてくださいと言われています。薬を大好きなちくわやソーセージに混ぜてのませつつ今まで通りの生活をしています。

5. 犬はどういう環境で生活していますか?
外飼いです。庭の一部に越えられないフェンスをつけ約20畳ほどのペースを自由に動けるようリードなしで飼っています。小屋は大きめの木製で小窓を付けています。お天気が酷い時や寒い時は玄関に入れて毛布やタオルケットで調整しています。

18歳と長生きで素晴らしいですね。うちで暮らしていたラブラドールのチョビも16歳の時に脳梗塞になりました。目がグルグルまわっていて歩けない状態。あわてて獣医さんに連れて行ったところ同じように脳梗塞と診断されました。今回のワンコちゃんの場合と同じように高齢という事で血流を良くする薬をいただいて、自宅で余生を送り、17歳で永眠しました。最後は眠るようで幸せだったと思います。私に一番なついていた子だったので大泣きしてしまいました。うちの子は寝たきりになってしまいましたが今回のワンコちゃんは後遺症が出なくてよかったですね。長生きしてね!

犬の脳梗塞メモ

人間の脳梗塞は3時間以内に適切な治療を受けることが出来れば大きなダメージなく回復すると言われています。しかし、ワンコの場合、しゃべることが出来ないので手足の痺れや言語の異常などを早期に発見する事が非常に難しいのです。そのため、脳梗塞の発見が遅れがちになり、麻痺などの障害が残るケースが多くなります。今回の記事のワンコちゃんは発見が早かったため、後遺症が出ずに何よりでした。
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