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犬の蓄膿症

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犬の蓄膿症・鼻とは?

犬の蓄膿症には子宮蓄膿症と鼻の蓄膿症があります。今回この記事で取り扱うのは鼻の蓄膿症です。

犬が蓄膿症になる原因

ワンコが蓄膿症になる原因は鼻の粘膜の炎症、つまり鼻炎の放置です。鼻炎に適切な処置を施さず、鼻の奥の副鼻腔まで炎症が広がってしまい、結果として膿がたまり蓄膿症になってしまいます。

犬の蓄膿症、症状

ワンコが蓄膿症にかかってしまうと黄色くドロっとした鼻水が常時出ている症状が見られます。鼻水で鼻腔が狭くなるため、鼻での呼吸が大変になり口を開けるようになります。そして、鼻の粘膜が弱ってしまうため嗅覚が鈍感になり食欲を失います。動物にとって食欲を失うという事は非常によろしくない事で、食べない事により体力を失い、ウイルスなどに対する抵抗力も弱まってしまいますので早急に治療をしましょう。

犬の蓄膿症、治療について

蓄膿症のワンコは消炎剤や抗生物質の投与、もしくは鼻腔内の洗浄で治療します。カテーテルを鼻に入れ、生理食塩水を一気に放出し洗浄します。海水を鼻に入れたことあるでしょうか?多分あんな感じじゃないでしょうか?すごい痛そう(汗)。この辛い鼻洗浄をすると、ワンコがくしゃみをして膿のまじった鼻汁が大量に出てきますのでこれをふき取ります。蓄膿症自体は上記の方法で治療可能ですが、慢性化するケースが多く、蓄膿症が慢性化してしまうと定期的に鼻洗浄をしなければいけなくなります。若く体力があるうちは良いですが、加齢が進むにつれて鼻の洗浄がワンコにとって負担となってくるのは目に見えてますので、できれば悪化する前の鼻炎の段階で治療して上げるのがベストかと思います。鼻炎は大半がアレルギー性の鼻炎ですが、中には鼻の中に腫瘍が出来てしまっているケースもあるので、まずは獣医さんの診断を仰ぎましょう。アレルギー性の鼻炎の場合は定期的な内服で改善する場合がほとんどです。
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この記事はワンコの蓄膿症について原因や症状、治療法などをまとめたものです。しかし、記事で触れているのはあくまで一般的な内容であり、実際の症状などはワンコ個々による差異が当然出てきます。もし、ワンコの体調に異変や普段との違いが感じられたら、お近くの獣医さんに相談してみることをおススメします。

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