みなさんが暮らしているワンちゃんがいつ、どんな症状で、どんな病気と診断され、どういう治療を行い、その後どうなったのかを伺いました。一問一答形式の質問に答えていただいた生の声です。ワンちゃんと暮らしている方、これからワンちゃんと暮らそうと考えている方の参考になれば幸いです。犬の病気インタビュー第4回はチワワちゃんです。チワワちゃんは4歳の時に排尿に痛みを覚え、病院に行くことになりました。診断名は尿路結石症。人間だと激痛のあれですね。
犬の病気インタビュー チワワ尿路結石症
1. 飼っている犬の種類はなんですか?
チワワです。
2. 何歳の時にどのような症状がでましたか?
4歳の時、たびたびトイレへ行くようになりました。また様子をみていると、排尿時におしっこが出にくい様子で排尿の時間が長くなりました。排尿時に痛みを伴っているようで吠えたり明らかに機嫌が悪くなっていました。
3. 病院で診断された病名は何でしたか?
チワワの尿路結石症だそうです。
4. どのような治療をしましたか?
自宅でできる事として、こまめな水分補給を心がけました。尿の量を増やすため、食塩を食事100グラムに対して、0.2グラムを目安に与えました。その他動物病院で、尿路結石症の治療に効果のあるドッグフードを購入し、食事療法をおこないました。
5. 犬はどういう環境で生活していますか?
室内犬として飼っています。外への散歩等はあまりいかないのですが、庭があるのでそこで放して運動させています。食事は人間の食べる物は与えずドッグフードのみを与えていました。二匹飼っているので、そのパートナーと毎日楽しく遊んでいます。
頻尿に痛みで尿路結石で危険な状態になる一歩手前でしたね。飼い主さんが獣医に連れて行ったのは好判断だったと思います。もう少し遅れていたら手遅れだったかもしれません。でも、ナイスタイミングで治療が出来たので今はパートナーと仲良く遊べているみたいで良かったですね!
犬の尿路結石症メモ
犬の尿路結石は気付くのに遅れてしまうと、急性腎不全などを発症して手遅れになってしまうとても危険な病気です。特徴としてはたびたびおしっこに行くようになる。血尿が出るなどが挙げられます。この段階で気付かないと嘔吐やうずくまり、おしっこがまったく出ないなどの症状を見せるようになります。ここまで行くと緊急事態です。一刻の猶予もありませんから早急に獣医さんにかかるようにしましょう。尿路結石には体質的遺伝の他、食生活を原因とするもの、細菌性の膀胱炎から発症するものなどがあります。
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