きみはかぞく

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犬の病気

犬の白内障。目が見えなくて外に飛び出し車にはねられたお話、他。

犬の白内障。目が見えなくて外に飛び出し車にはねられたお話、他。

犬の白内障とは?

白内障とは犬の黒目部分が白く濁る病気です。発症した場合、放置していると失明や緑内障ぶどう膜炎などの合併症を発症する事もあります。投薬による治療で進行を遅らせる事は出来ますが、完治には手術が必要です。

犬が白内障になる原因

犬が白内障を発症する原因としては老化による白内障、糖尿病性の白内障、外傷性の白内障などの後天的な原因による白内障と、遺伝子の異常に起因する先天的な白内障があります。

犬の白内障、症状

白内障は初期の段階では症状らしきものに気付くのが難しいですが、病状が進行してくるとワンコの行動に変化が出ます。その変化とは以下の通りです。

  • 壁や柱などの障害物によくぶつかる
  • ボールを投げても気付かない
  • 物音に過敏になる
  • 散歩を嫌がる

以上の症状は視野が狭くなり物に気付かなかったり、目が見えづらいため見慣れない場所や普段とは違う音などに警戒心が強まっているために出てくる症状です。また、老化による白内障は比較的ゆっくり進行しますが、糖尿病性の白内障や外傷性の白内障、遺伝からくる白内障は進行が急速で治療が遅れると失明してしまう危険性があります。また、白内障が進行すると網膜剥離やぶどう膜炎、緑内障などを合併して発症する事があります。

犬の白内障具体例:雑種の場合

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matsukun(私)

飼っている犬の種類はなんですか?

飼い主さん

雑種です。

matsukun(私)

何歳の時にどのような症状がでましたか?

飼い主さん

12歳の時に症状が出ました。目が見えていないようです。近くに来ないとわからないようです。臭いで感じているようで、外から帰ってきても、なかなか反応してくれません。歩くのも、立ち上がったりの動き方も遅くなってきました。耳も遠くなってきました。

matsukun(私)

どのような治療をしましたか?

飼い主さん

白内障と言われましたが、特に治療はしていません。年を取って生きて、耳も聞こえにくくなっているようでした。反応が鈍くなってきて、前はあんなに元気だったのに、痴ほうも入ってきているかのようです。年齢的に、人間のようにお年寄りになったように見えます。

matsukun(私)

犬はどういう環境で生活していますか?

飼い主さん

ほとんど部屋の中で過ごしています。何も食べずに、部屋の中をうろうろしています。父が何とか、水だけでもと、口の中に入れています。疲れたら、その場でひっくり返って寝ています。起きたらまた、家の中をうろうろしています。

犬の白内障具体例:シーズーの場合

シーズー

matsukun(私)

飼っている犬の種類はなんですか?

飼い主さん

シーズーです。

matsukun(私)

何歳の時にどのような症状がでましたか?

飼い主さん

今現在6歳ですが、4歳頃から目やにが多くでて、目を痒がりしきりに布団などで拭う仕草をするようになりました。目の充血が出る日も多く、目の中に目やにが張り付いて?白い膜のようなものもできるようになりました。病院では白内障の診断を受けました。

matsukun(私)

どのような治療をしましたか?

飼い主さん

目やにが沢山出るので、目薬を2種類、目やにが出た時に目やにを拭いた後さしてあげるようにしています。

matsukun(私)

犬はどういう環境で生活していますか?

飼い主さん

室内飼いで基本的に自由にさせています。
お留守番が出来ないので、家に誰かいるようにしていて、いれない時はペットショップに預けています。ご飯、お水はケージの中で。一緒に布団で寝ます。家でお風呂に入れる時は散歩に行きます。

犬の白内障具体例:日本テリアの場合

matsukun(私)

飼っている犬の種類はなんですか?

飼い主さん

日本テリアです。

matsukun(私)

何歳の時にどのような症状がでましたか?

飼い主さん

2歳か3歳の時に急に目が白くなりました。その後、目が完全に見えなくなり勝手に外に出た時に車にひかれました。飼っていた犬は、いろんなもの(人間のもの)をおじいちゃんが与えるので、嘔吐や下痢、あとは痩せて行きました。

matsukun(私)

どのような治療をしましたか?

飼い主さん

治療は、目の病気、あと交通事故で2回手術を受けました。目の白内障は今、目薬でおさまっています。交通事故の時は大腿骨を骨折したみたいでその手術をしました。
獣医さんに人間のたべものを与えてはいけないといわれて、その時は点滴をしてもらいました。

matsukun(私)

犬はどういう環境で生活していますか?

飼い主さん

今は目も落ち着いていますが、手術は成功したものの交通事故の後遺症で歩く元気がなく、動物用のベビーカーで外に出してあげています。それが犬にとっていいのか、悪いのは分かりませんが助かってくれて良かったと思っています。

犬の白内障、治療について

犬の白内障は軽度であれば進行を抑えるために点眼薬を用いた投薬治療を行います。しかし、あくまで症状の進行を遅らせるだけで白内障を改善できるわけではありません。症状がある程度進んでしまった場合、失明を防いだり、合併症の可能性を減らすためには手術以外有効な手立てがないのが現状です。手術は超音波水晶体乳化吸引術によって行われます。これは硬くなった水晶体を超音波で砕きながら吸入し取り除いた後にワンコ用の折りたたみレンズを挿入する事で視力を回復させる手術で非常に高度な技術を必要とします。老化以外の白内障は他の病気に起因している事も多いので状況次第では手術を行わない事もあります。

この記事はワンコの白内障について原因や症状、治療法などをまとめたものです。しかし、記事で触れているのはあくまで一般的な内容であり、実際の症状などはワンコ個々による差異が当然出てきます。もし、ワンコの体調に異変や普段との違いが感じられたら、お近くの獣医さんに相談してみることをおススメします。

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