今回は愛犬となるワンコを家に迎える時に最低限準備しておきたいものについて書いてみたいと思います。
犬の手入れ用品の準備
犬種や体を覆う毛の種類、ワンコの大きさに合わせて手入れ用品を決めます。
グルーミング
- 爪切り、爪やすり
- ブラッシング用のブラシ
- スリッカー(毛が絡まないようにするための櫛)
- 細かい櫛(抜け毛用)
犬の爪は人間の爪に比べて太く硬く、爪切りで切るのに力がいるため、慣れていない飼い主さんの場合はすこし怖いかもしれません。慣れるまではやすりで削った方が無難だと思います。
ブラシは短毛種なら豚の毛で出来たブラシやラバー製のブラシ、長毛種ならいろいろ使ってみて毛質にあったものを見つけましょう。
スリッカーや抜け毛用の櫛や、家に来たばかりのワンコとの大事なコミュニケーションになります。ブラッシングは気持ちのいいものなんだと思ってもらえるように優しく、丁寧に行いましょう。
シャンプー
人間と犬では皮膚の状態が異なるので、かならず犬用のシャンプーを使いましょう。その際の注意点として、犬用シャンプーには成分基準が設けられていないため、添加物に注意する事です。刺激が強すぎる成分は犬の皮膚にダメージを与えてしまい、皮膚病やアレルギーを誘発する可能性があります。成分を良く調べて、なるべく刺激の低いシャンプーを選びましょう。また、犬は人間と比べてはるかに鋭敏な嗅覚の持ち主です。強すぎる香料も犬にとっては不快ですので、香りの強すぎないものを選びましょう。
犬の食器の準備
日々の食事を清潔な環境で与えるために食器にも気を配りましょう。汚れの付きにくさや洗いやすさから考慮して、プラスチックよりもステンレス製の食器をおすすめします。犬は鼻でグイグイ食器を動かすので、ある程度の重量があったものの方が食器が動かず、ワンコにとっても食べやすいと思います。
散歩用に首輪とリードを用意しよう
どんな拍子に犬が逃げてしまうかわかりません(例えば近所のおばさんがやって来て家のドアを開けっぱなしにして、話し込まれた隙に横から逃げてしまったりとか)。そんな不測の事態に備えて、首輪にはかならず住所や名前、電話番号をつけておきましょう。何かあってからでは取り返しがつきません。
首輪
首輪はゆるめのものはつけないようにしましょう。ゆるい首輪だと、リードを引いた時に首輪が抜けてしまい事故につながる事があります。ただし、つけるのは散歩の時だけで構いません。目安はリードをつけて首輪を引いた時に指2本入るくらいのものです。
犬はすくすく成長しますから、素材はバンド状で長さが調節できるものが望ましいでしょう。革製の首輪もありますが、革は経年劣化でちぎれてしまう事があり、危ない気がします。
リード
リードには色々な素材があります。犬が子犬の打ちはナイロンなどの重たくない素材が良いでしょう。大きくなるにつれ、人間が力を入れても大丈夫な素材が良いと思います。リードは切れてしまうと、即危険につながりますので、間違っても切れないように数か月おきに新品に替えるようにしましょう。
室内飼いに必要なもの
犬用ベッド、カドラー
犬と人間の境界線をしっかり分けるためには犬用のベッドやカドラーで寝るようにしつけましょう。清潔に保つためには防ダニ加工がされていて、さらに洗えるものを選ぶのが基本です。
ただし、犬と一緒にベッドで寝たい!という方には必要ありません。冬のワンコはあったかいですw
サークル
サークルを自分の居場所とワンコに認識させることが出来ると、急な来客時などとても楽になります。「ハウス!」の一言でワンコはサークルに入っていき、上目遣いでこちらを見てくる事でしょう。ただし、これも「私は犬を閉じ込めたくないの!」と言う人には必要ありません。ちなみに我が家はサークルは一応おいてありますが、入るかどうかはワンコに任せていますw
トイレ
これはさすがに必須。大きめのシーツを一番下に敷いて、その上に小さいシーツを敷きつめると無駄がなくて良いと思います。
キャリーバッグ
お出かけ用や病院等に連れていくときのために用意しておきましょう。何度かワンコを入れて、普段から慣らしておくと必要な時にスムーズに使えてよいと思います。
さてさて、今回は犬を家に迎え入れる時に最低限必要なものについてまとめてみました。他にもおもちゃとか、ご飯の種類とか考えることは色々ありますが、ワンコのためにいろいろ考える事も幸せな時間です。ワンコにとっても飼い主さんにとっても幸せな出会いであると良いですね!